病原菌やウイルスなどの外敵から身体を守ろうとする「免疫」という仕組みが、食物や花粉など本来は身体に害のないものに対しても過剰に反応してしまうことを「アレルギー」といいます。
当院では、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎・花粉症、食物アレルギーなど、お子さんのアレルギー疾患の診療を行います。また、必要があれば保護者さまと相談の上、アレルギー検査を行うこともできます。
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休診
午後休診
休日当番医、9:00~12:00、14:00~17:00
診察時間短縮
午前の受付終了は11時30分
午後の受付終了は18時までとなります。
なお、初めての方は、診察終了の30分前までにご来院ください。
※第5木曜日は休診となります。
病原菌やウイルスなどの外敵から身体を守ろうとする「免疫」という仕組みが、食物や花粉など本来は身体に害のないものに対しても過剰に反応してしまうことを「アレルギー」といいます。
当院では、気管支ぜんそく、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎・花粉症、食物アレルギーなど、お子さんのアレルギー疾患の診療を行います。また、必要があれば保護者さまと相談の上、アレルギー検査を行うこともできます。
一般的に多くのお子さんが、普通に食べているものだとしても、特定のお子さんの身体には良くない事があります。
食物アレルギーは、「アレルギー反応が関与し、食物に対して過敏な症状を起こす」病気です。アレルギーを起こす食物(食物抗原)が口から入ると、消化管粘膜内でアレルギー性炎症反応が起きます。
その結果、消化管の透過性が亢進し、食物抗原の吸収がさらに促進され、皮膚や気管支でアレルギー症状が現れると考えられています。
アトピー性皮膚炎はアレルギー疾患のひとつです。
乳幼児期に始まることが多く、強いかゆみをともなう湿疹ができ、症状が良くなったり悪くなったりを繰り返しながら慢性的に経過していきます。
これにより生命がおびやかされることはありませんが、激しいかゆみに悩まされるため「イライラする」、「気分がめいる」といった精神的ストレスが強く、生活の質への影響を十分考慮する必要があります。
気管支ぜんそくは、空気の通り道である気道が慢性的な炎症で狭くなり、さまざまな刺激をきっかけとして、のどが「ひゅーひゅー」、「ぜーぜー」鳴る、咳や痰がでて呼吸が苦しくなる病気です。
この症状は自然に、または治療により改善しますが、治療や予防を怠ると繰りかえし症状が出ます。
年に数回、軽い喘鳴を起こすだけの場合でも気道には炎症があるため、ぜんそくの兆しが見られる段階から、少しでも早く治療することが重症化の阻止や有効な治療につながります。
すべての花粉が花粉症の原因となりますが、中でも「スギ花粉症」、「イネ花粉症」、「ブタクサ花粉症」は三大花粉症と言われています。
特にスギ、ヒノキ、シラカンバ、ハンノキ、ヨモギなどは飛散花粉数が著しく増加しています。
主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりですが、目の症状(かゆみ、涙、充血)も含めたものが、よく見られます。
その他にも、咳がでる、のどや皮膚のかゆみ、頭重感、頭痛、倦怠感、不眠、下痢、熱っぽい感じ、からだや顔のほてり、イライラ感など、からだの各部位に多くの症状がおこります。
舌下免疫療法とはアレルギーの原因になっているアレルゲン(スギ花粉)を少量ずつ、毎日、内服(舌下)することで体をスギ花粉に慣らし、アレルギー症状を和らげ、日常生活に与える影響を改善し、根本的な体質改善が期待できる治療法です。
以前は、皮下に注射する皮下免疫療法のみが行われていましたが、子どもでも使用できる舌下錠(シダキュア)が発売になり、当院でも2018年6月末からスギ花粉症患者さんに対する舌下免疫療法を開始しました。
対象年齢は5歳から65歳までで、スギ花粉飛散の少ない6月~12月頃に治療を開始します。(スギ花粉の飛散時期には治療を開始できません。)
3年間以上続けることにより、スギ花粉に対する免疫が高まり、約80%の方に効き目があると言われています。(全員に効果があるわけではありません)
初期に、口内の副作用が多く見られますが、重篤な副作用は見られていません。(体にアレルゲンを入れるので強い全身の副作用・アナフィラキシーには注意が必要です。)
根気よく、毎日、長く続けることが出来れば、改善がかなり期待できますのでご希望の方はご相談ください。